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UAVs(Unmanned Aerial Vehicles)


アメリカ研究センター研究員 中山俊宏


軍用の無人航空機の意。無人偵察機とも訳される。遠隔操作で、カメラー、センサー、通信機器、またミサイル等の兵器を搭載することができる。ジェネラル・アトミックス社(http://www.ga.com/asi/home.html)のプレデターが最も有名。米軍は、UAVを1950年代から情報収集、偵察に用いているが、1990年代に入り、その多目的な運用が検討されるようになった。UAVは、コソボにおける多国籍軍の軍事行動で、約600回の飛行を行ない、主にユーゴスラビア軍の戦車の位置を突き止めるなどの活躍をし、その有用性が認識されるようになる。2001年9月11日以降のアフガニスタンにおけるオペレーションでは、CIAのパラミリタリー活動の一環として、ヘルファイヤー・ミサイルを掲載したプレデターが作戦に参加している。この模様は、ボブ・ウッドワード著の『ブッシュ・アット・ウォー』(2002年)にも描かれている。また2002年11月に、プレデターがアルカイダ幹部をイエメンで殺害しているが、一連のプレデターのオペレーションは、CIA主導のものと見なされているものの、米国政府による正式な発表はない。対テロ戦争においては、定位置にある物体を偵察するのに向いている情報衛星や、高高度戦略偵察機U-2などよりも、地上に近いところから偵察活動を行うUAVの方が機動性が高く、有用だとの意見が強い。ただし、プレデターは、プロペラ駆動のため、エンジン音が大きく、時速も150キロ程度と低速で、さらに低空しか飛行できないため、地上からの攻撃に対して脆弱である。このため6万5千フィート上空を継続的に36時間飛行できるとされるグローバルホークがノースロップ・グルマン社(http://www.iss.northropgrumman.com/index.html)によって開発されており、今後UAVの役割はますます高まっていくと見なされている。2002年8月18日付の毎日新聞の報道によれば、日本も不審船対策等のために、UAVの開発を検討しているとされている。 参照ウェブサイト
Federation of American Scientists:
http://www.fas.org/irp/program/collect/uav.htm
UAV Forum:
http://www.uavforum.com/

(2003-01-01)

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