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平成28年度外務省外交・安全保障調査研究事業
国際秩序動揺期における米中の動勢と米中関係

米国の対外政策に影響を与える国内的諸要因
表紙・はしがき
研究体制・目次
序論:要旨 久保 文明/舟津 奈緒子
第一部 対外政策の基盤となるマクロレベルの動向
第 1 章 トランプ現象とアメリカのイデオロギー的地平 中山 俊宏
第 2 章 米国の国内問題におけるイデオロギーの展開:
政治・社会における分極化、多文化主義
前嶋 和弘
第 3 章 米国の所得格差と2016 年の大統領選挙 安井 明彦
第二部 対外政策をめぐる政治過程
第 4 章 トランプ新政権と共和党の外交・安保思想 高畑 昭男
第 5 章 個人レベル・政府内要因からみたトランプ政権の外交政策 泉川 泰博
第 6 章 トランプ新政権の対外関与構想
―「力による平和」と「アメリカ第一」について
森 聡
第 7 章 大統領による政策形成と「大統領令」:オバマからトランプへ 梅川 健
第 8 章 アメリカの通商政策における政治過程
―TPP をめぐる内政要因を中心に―
渡辺 将人
第 9 章 2016 年アメリカ大統領選挙と日米同盟・TPP に対する世論の支持 飯田 健
第 10 章 2016 年大統領選挙と保守系シンクタンク 宮田 智之
第 11 章 トランプ新政権誕生と米外交政策の大転換
――中・台・露・親イスラエル団体を中心に
松本 明日香
第 12章 ウクライナ問題をめぐるアメリカの国内政治
―2016 年アメリカ大統領選挙との関係に注目して―
西住 祐亮
第三部 政治基盤に影響をあたえる諸アクターの志向と動向
第 13章 トランプ新政権とオバマケア 山岸 敬和
第 14章 マイノリティをめぐる政治状況 西山 隆行
第 15章 トランプ現象の震源: 反グローバリズム?/文化戦争/宗教復興 藤本 龍児
総 論 トランプ大統領の対外政策と今後の日米関係―
あるいはポピュリズムに対する脆弱性をいかに克服するか?
久保 文明
[全 文] 平成28年度米国研究会「米国の対外政策に影響を与える国内的諸要因」