国際問題ウェビナー ご案内

『国際問題』発行から概ね1か月後を目途に、執筆者によるウェビナーを開催いたします。
特集全体を踏まえた執筆者間の議論をウェビナーで開催することにより、執筆時よりアップデートされた情報を提供でき、 読者の方々にとっても研究の一助・理解の深まりにつなげていただける機会となっております。

イベントの概要

国際問題ウェビナー「経済格差に揺さぶられる世界」を論じる

開催日 : 2021年11月19日(金) 15:00-16:10
申込締切: 2021年11月17日(水)
会場 : Zoom

形 式:オンライン(Zoom)
登壇者:
 深川由起子 早稲田大学政治経済学術院副学術院長、教授(モデレーター)
 (『国際問題』編集委員)
 宮本弘曉 東京都立大学大学院経営学研究科教授
 (米国の所得格差と経済政策)
 厳善平 同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授
 (中国における地域間人口移動と経済格差)
 有田伸 東京大学社会科学研究所教授
 (ポスト産業化時代の日本と韓国における格差問題)

11月の『国際問題』ウェビナーでは、「経済格差に揺さぶられる世界」をテーマとする『国際問題』誌2021年10月号の著者が、それぞれの考察を踏まえて、執筆時以降の最新の動きや他の執筆者の分析との関連を含めて議論し、特集テーマをさらに深く掘り下げます。同号におけるウェビナー登壇者執筆部分の主な論点は以下のとおりです。

米国では新型コロナ・パンデミックで浮き彫りとなった経済格差の拡大により、社会の団結が揺さぶられ、政治の分断が深刻化しており、米国の所得格差の現状、原因、必要な経済政策の検討が行われる。一方中国では、高度経済成長に伴い、地域間や農村都市間の経済格差も労働市場における需給関係の変化に伴って縮小しつつあり、労働移動の分析と経済格差の今後の展望が議論される。日本と韓国でも、社会経済的格差が社会問題として浮上しており、世代間社会移動機会と雇用・就業機会の格差に焦点を当ててこの問題が検討される。
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