出版

「国際問題」電子版 (ISSN:1881-0500) -最新号-

7·8
2016年7·8月[合併号] No.653
電子版

 2016年はアメリカ大統領選の年であり、いっそうアメリカの内外政策に関心が集まっている。国内では社会の分裂や既存政党への不信などが顕在化し、国際情勢においては頻発するテロ事件、シリア情勢の悪化、中国の台頭など不安定化に直面している。これらはアメリカの政策をどのように左右するのだろうか。任期最終年を迎えたオバマ大統領は、実績作りとして外交に精力を傾けるが、次期大統領による中東政策やアジアへの回帰政策などどうなるかは、未だ不透明である。
 本特集では、こうした現状を分析するため、(1)任期最終年のオバマ外交が目指すものは何か、(2)オバマ政権期での大統領と議会との関係を考察し、大統領選挙の戦略においてTPPの批准や移民政策をめぐる駆け引きを観察し、(3)社会の分裂が共和党内の変化(ティーパーティー派の台頭やトランプ支持の高まり)をもたらし、政治の分裂に直結していることをどのように理解するか、(4)ISの脅威(特にhome grown terrorism)に対するテロ対策の強化は、「自由な社会」を掲げてきたアメリカ社会にどのようなジレンマをもたらしているのか、に焦点をあて、詳細な分析を加えた。 

焦点:「大統領選とアメリカの内外政策」

国際問題月表

<次号特集のお知らせ(2016年9月号)>
焦点:「日本の国連外交60年」(仮題)
※内容は変更となる場合があります。

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月刊『国際問題』電子版について
◆次号発刊まで一般ホームページで公開したのち、会員専用の「国際問題バックナンバー」に移します。
◆編集委員会:浦田秀次郎(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)、遠藤貢(東京大学 大学院総合文化研究科教授)、奥脇直也(明治大学法科大学院法務研究科専任教授)、古城佳子(東京大学大学院・総合文化研究科教授)、高橋伸夫(慶應義塾大学教授)、中山俊宏(慶應義塾大学 総合政策学部 教授) (50音字順)