出版

「国際問題」電子版 (ISSN:1881-0500) -最新号-

1·2
2020年1·2月 No.688
電子版

 2019年は日本にとってG20、TICAD VII、さらには即位の礼(即位礼正殿の儀)など多くの重要な外交行事をホストする重要な年となった。その一方で、国際秩序への脅威ともなりうる複合的な外交課題が新たに浮上してきた年という捉え方も可能であろう。
 2020年も、引き続き日本にとっては、東京オリンピック・パラリンピックのホストを含め華やかな国際的イベントが実施され、多大な注目を集める年になる。だが、それと同時に、複合的な課題への対処を求められることになる。その観点からすると、課題それぞれの性格、その趨勢や解決可能性を見据える必要があり、今後、2020年代あるいは令和時代の外交の方向を展望するうえでも、その礎となるべき年と言うこともできる。
 本特集では、今日の国際社会において日本にも大きくかかわる重要な外交課題を、その背景を含め深く掘り下げるとともに、どのような日本外交の関与の可能性があるかについて検討を行なった。まず、2020年の国際社会の方向性と日本外交に及ぼす影響を展望し、米中関係の変容と今後の推移を考察、次いで複雑化する北東アジアをめぐる国際関係について詳述、米欧関係の展開と日本・EU関係を分析し、最後にペルシャ湾の安全保障と日本の関与の可能性を探った。

焦点:2020年の国際社会と日本外交への諸課題

<次号特集のお知らせ(2020年3月号)>
焦点:「自由貿易は生き延びられるか」(仮題)
※内容は変更となる場合があります。

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月刊『国際問題』電子版について
◆次号発刊まで一般ホームページで公開したのち、会員専用の「国際問題バックナンバー」に移します。
◆編集委員会:遠藤貢(東京大学 大学院総合文化研究科教授)、奥脇直也(東京大学名誉教授)、古城佳子(東京大学大学院・総合文化研究科教授)、高橋伸夫(慶應義塾大学教授)、中山俊宏(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)、深川由起子(早稲田大学大学院経済学研究科教授) (50音字順)