国際問題ウェビナー ご案内

『国際問題』発行から概ね1か月後を目途に、執筆者によるウェビナーを開催いたします。
特集全体を踏まえた執筆者間の議論をウェビナーで開催することにより、執筆時よりアップデートされた情報を提供でき、 読者の方々にとっても研究の一助・理解の深まりにつなげていただける機会となっております。

イベントの概要

国際問題ウェビナー「大国化するインドと『グローバル・サウス』」を論じる

開催日 : 2024年5月22日(水) 16:00ー17:15
申込締切: 2024年5月21日(火)
会場 : オンラインZoom

堀本武功・岐阜女子大学客員教授(モデレーター)
(巻頭エッセイ「台頭するインド―過去・現在・将来の展望」)
吉田修・広島大学法学部教授
(グローバル化と「民主主義の最先進国」インド)
伊藤融・防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授
(岐路に立つインド外交―モディ政権下の10年の評価と課題)
伊豆山真理・防衛研究所地域研究部アジア・アフリカ研究室主任研究官
(安全保障から見たインド・中国関係の現在)
佐藤隆広・神戸大学経済経営研究所副所長
(ナレンドラ・モディ政権下のインド経済と経済政策)
溜和敏・中京大学総合政策学部教授
(現代日印関係におけるグローバル・サウス)

 2024年5月の『国際問題』ウェビナーでは、「大国化するインドと『グローバル・サウス』」をテーマとする『国際問題』誌2024年4月号の著者が、それぞれの考察を踏まえて、執筆時以降の最新の動きや他の執筆者の分析との関連を含めて議論し、特集テーマをさらに深く掘り下げます。同号の概要は以下のとおりです。
 インドは、その経済規模の増大に伴い、国際政治上の重要性も看過しえないパワーになりつつあり、「グローバル・サウス」の「盟主」を自称しています。2023年には人口が中国を抜き世界一となり、近年中国以上ともいえる形で重要視されてきた面を有しています。また、G20議長国(2022年12月~23年11月)として、国際関係に様々な関与を強めたことに加え、国際経済面ではBRICSの中で存在感を示し、安全保障分野ではQUAD構成国としての顔を持っています。さらに、無人月面探査機の月面着陸に成功するなど、科学技術分野での新たな成果も挙げています。他方、2024年前半に予定される総選挙をにらみ、国内の食料価格の抑制目的で米や小麦などの輸出を禁止する政策を実施しており、国際的な食糧需給の観点からは懸念が見られます。本特集では、「グローバル・サウス」という考え方と連動する形で改めてその存在感を高めつつあるインドを多角的に分析します。

お申込み方法

会員ごとにお申込み方法が異なります。
個人会員の方 
別途、メールにてご案内もしておりますURLからもお申込み可能です。
法人会員の方 別途、メールにてご案内しておりますURLからお申込みください。
図書館会員の方
ログイン後申込みできます。リアルタイム視聴は各機関、先着5名様までとなります。 6番目以降の方でリアルタイム視聴されたい方は、下記の「一般参加者申込み(有料550円税込)」にてお申込みください。
会員ではない方(一般)