ラッフェン・ダブリン総合大学ダブリン欧州研究所所長との懇談会

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 10月30日、アイルランドより訪日中の、ダブリン総合大学ダブリン欧州研究所のブリジット・ラッフェン所長をお迎えして、「イラク戦争後の米欧関係」をテーマにした懇談会が、当研究所にて行われました。今次懇談会において、ラッフェン所長は、米欧対立の根源を明らかにした上で、EU拡大による影響を反映した米−EU関係及び欧州拡大・欧州憲法などの重要テーマを踏まえ、米欧関係を奥深く掘り下げて扱い、将来における米欧関係のあり方などをも示唆しました。こうしたラッフェン所長の興味深いスピーチを踏まえて、会場では、欧州や国際政治経済を専門とする専門家を中心とした聴衆とラッフェン所長との間で活発な議論が繰り広げられました。

 因みに、ラッフェン所長は、欧州統合問題の専門家としてアイルランド国内で高い評価を受けており、アイルランド政府の社会科学関係諮問委員、アイルランド議会外交問題委員会の欧州拡大に関するアドバイザーを歴任しております。国際的にも、欧州大学研究所(EUI)の研究理事会メンバー及び、欧州問題研究所(Institute of European Affairs)委員会メンバーを務める等、欧州研究分野での功績は高い評価を受けております。


1. 日 時:10月30日(木)10:30〜12:00
2. 会 場:日本国際問題研究所大会議室
3. テーマ:『イラク戦争後の米欧関係』
4. スピーカー:ラッフェン・ダブリン総合大学ダブリン欧州研究所所長
5. 司会:片岡 貞治 当研究所研究員
6. 使用言語:英語
7. プレゼンテーション資料 こちらをご覧ください (PDF 185K)