「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」第4回会合


当研究所では去る7月23日(金)から25日(日)までの3日間、広島平和研究所との共催により、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」第4回(最終)会合を開催致しました。
本会議は、昨年5月のインド・パキスタンによる核実験を受けて、南アジアをはじめとして不拡散体制を堅持・強化し、世界的な核軍縮を一層促進するための方途を検討し、具体的提言をまとめるべく、一年間にわたって討議を重ねてきたものです。

第1回会合 平成10年 8月30日(日)〜31日(月)、於:東京
第2回会合 平成10年12月18日(金)〜19日(土)、於:広島
第3回会合 平成11年 4月 9日(金)〜10日(土)、於:NY(ポカンティコ)

 今回の会合は、松永信雄・日本国際問題研究所副会長、及び明石康・広島平和研究所前所長を共同議長に、内外より18名の有識者の参加を得て、都内のホテルにて行われました。
 会合最終日の25日は、フォーラムのメンバーにより最終報告書『核の危険に直面して―21世紀への行動計画』が採択され、同時に主要提言も発表されました。 翌26日には、松永・明石両議長と共に、東京フォーラムのメンバーを代表してロバート・オニール(英オックスフォード大学教授)とマイケル・クレポン(米ヘンリー・スティムソンセンター所長)が首相官邸を訪問して小渕総理に報告書を手交した他、8月上旬にニューヨークの国連本部を訪問、アナン事務総長にも報告を行いました。

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