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JIIA研究

 〈JIIA研究9〉 アジア太平洋の多国間安全保障
森本 敏 編
2003年7月刊 A5判・並製・314頁・本体価格:3,400円+税
ISBN:4-8193-0305-8

coverアジア太平洋にはいくつもの安全保障関係が並存する一方で、国家間の力関係をめぐる競争と対立がある。大国間での相互の力関係をめぐる競争や対立、東南アジアや北東アジアにおける地域的な力の均衡を求める各国の行動などが顕著である。他方でアジア太平洋には、冷戦の終結以降、多角的な安全保障システム構築の動きがあり、ARFやASEAN+3(日中韓)の安全保障対話、北朝鮮問題を契機とする日米韓・米中朝などの動きや、韓国、北朝鮮に日米中露を加えた地域安全保障の構想がある。こうした多様な動きが将来どのように相互に連関するかは、この地域の安全保障の行方に大きな意義をもつ。

本書は、近年この地域で注目されている協調的安全保障の概念を手がかりに、アジア太平洋における多国間の安全保障システム構築への動きを分析し今後を展望する。

●目 次
 第1章アジア太平洋の安全保障課題-現状と展望/森本 敏
 第2章協調的安全保障とアジア太平洋/山本吉宣
 第3章南北首脳会談と「大国間の協調」-朝鮮問題多国間協議の成立要件/倉田秀也
 第4章アジア太平洋の地域制度と安全保障/菊池 努
 第5章米国の東アジア戦略と日米同盟-変遷と展望/森本 敏
 第6章国連による「紛争予防」と日本の役割-東ティモールを例として/山田哲也
 第7章アジア太平洋のトラックIIプロセス-CSCAPの事例/中山俊宏
 第8章ARFにおける予防外交の展開/神保 謙
 第9章アジア太平洋地域における海洋の安全保障/星野俊也
 第10章日中防衛交流の現状と課題/森本 敏
 終 章アジア太平洋の安全保障-将来展望と日本の課題/森本 敏

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 〈JIIA研究8〉 東アジア地域主義と日本外交
山影 進 編
2003年7月刊 A5判・並製・264頁・本体価格:2,800円+税
ISBN:4-8193-0304-X

coverASEANとの関係のさらなる緊密化を目指す日本外交。「日ASEAN協力」や「ASEAN+3(日中韓)」を手がかりとして、「東アジア共同体」の形成を模索しはじめた日本外交。日本外交はいま、東アジアを舞台にして急速に展開している。以上のような地域連携の諸類型は、どのように関連し合い、日本外交にとってどのような意味を持っているのか。

本書は、近年の日本に見られる急速な東アジア地域主義へのシフトを日本・ASEAN関係を中心としつつも、それを超える日本外交の視点から捉え直したものであり、1990年代末から最近に至る日ASEA N協力、東アジア協力の展開を、ASEAN自体の域内協力や東アジア諸国間関係と関連づけながら、多面的に明らかにすることを目的とした。

●目 次
  序 東アジア地域主義と日本・ASEANパートナーシップ/山影 進
 第1章日本・ASEAN関係の深化と変容/山影 進
 第2章ASEANを中心とした広域安全保障協力と日本/佐藤考一
 第3章東アジアの「地域化」と日本の「安全保障対話・防衛交流」/佐島直子
 第4章ASEAN経済統合と東アジア経済圏構想/吉野文雄
 第5章メコン地域開発をめぐる国際関係とASEAN/小笠原高雪
 第6章通貨・金融協力とFTAに見る日本の東アジア地域形成戦略/大庭三枝
 第7章日本のODA政策と東アジア協力/小原雅博
 第8章東アジアFTAネットワークの含意と日本の役割/木村福成
 第9章共同体意識から見る東アジア協力と日本の進路/渡辺泰造

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〈JIIA研究7〉 現代中東の国家と地方(II)
伊能武次・松本 弘 共編
2003年1月刊 A5判・並製・202頁・本体価格:2,500円+税
ISBN:4-8193-0303-1

cover"All politics is local"という言葉を現代中東に関して検証することが、本書の目的である。中東各国には、それぞれに多様な「地方」が存在する。たとえば エスニック・グループの分布、海岸部と内陸部との間に見られる経済格差や対抗 関係、有力政治家やイスラム原理主義勢力の出身地に関わる地理的な偏在など。このような「地方」に関わる政治的環境は、国政を規定するもっとも基本的な要因であり、近年の民主化傾向によりその重要度を増している。そして、特に地方 行政制度には、その国の地理や歴史、政治経済などさまざまな要素が織り込まれ、各国において独自な性質を持っている。本書では、既刊の「現代中東の国家と地方(Ⅰ)」に続き、各国間の制度的比較のための解説を行いつつ、国家と地方に関わる政治状況や特殊性を通して中東政治の現況と本質を探った。

●目 次
 第1章トルコ:地方統治から地方自治へ/間 寧
 第2章イランの地方行政制度と新州設立をめぐる政治プロセスの動態/松永泰行
 第3章イラクにおける地方行政制度と地方統治政策/酒井啓子
 第4章シリアの地方行政と中央-地方の関係/宇野昌樹
 第5章レバノン:第二共和制下の国家と地方/小杉 泰+アダル・ラジャ
 第6章サウジアラビアの地方行政-地方の知事職と王族/福田安志
 第7章アルジェリア:国家と地方/福田邦夫

関連書:〈JIIA研究2〉『現代中東の国家と地方(I)』

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〈JIIA研究6〉 ブッシュ政権の国防政策
近藤重克・梅本哲也 編
2002年9月刊 A5判・並製・210頁・本体価格:2,500円+税
ISBN:4-8193-0302-3

cover2001年1月、ジョージ・W・ブッシュが第43代米国大統領に就任し、共和党が8年ぶりに政権に復帰した。国防総省、国務省等における主要スタッフの陣容も一変し、大規模テロ発生直後の9月に「4年ごとの国防見直し」(QDR)を、年が明けた1月には「核態勢見直し」(NPR)を議会に提出し、21世紀初頭の世界に臨む米国の国防戦略の方向性を示すとともに、米軍を技術の急速な発展を反映する新世紀型の軍隊に変革するとの方針が打ち出された。

本書は、アフガニスタンのタリバン政権を崩壊に追い込むまでのブッシュ政権の対テロ軍事行動を検討し、今後の対応をめぐる問題点を指摘するとともに、米国本土の防衛とテロ対策、QDRからうかがえる米軍の海外展開、情報技術の発達を基盤とする米軍におけるRMA、核戦力とミサイル防衛という、米国の軍事戦略の展開を見るうえで重要と考えられる諸論点について分析を試みた共同研究の成果である。

●目 次
 第1章ブッシュ政権の国防戦略 - ポスト冷戦とポスト9月11日同時多発テロへの対応/近藤 重克
 第2章テロリズム対策 - 本土防衛を中心に/宮坂 直史
 第3章米本土同時多発テロに対するブッシュ政権の対応と問題点/小河内 敏朗
 第4章QDRと米軍の海外展開/江畑 謙介
 第5章情報RMAと国防変革構想/高橋 杉雄
 第6章核戦力とミサイル防衛/梅本 哲也

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〈JIIA研究5〉 グローバル化時代の中国
国分良成 編
2002年6月刊・A5判・並製・296頁・本体価格:3,000円+税
ISBN:4-8193-0301-5

【2002年7月7日 日本経済新聞 書評欄より】

気鋭の現代中国政治経済の研究者やジャーナリストが中国の法制度や共産党体制、軍事、コーポレートガバナンス(企業統治)やマクロ経済、外交の現状について、「中国と世界のとの相互作用」という視点から論じている。
それだけに、どの論文も単純な楽観論や悲観論にくみしない深い洞察を含んでいる。また、時系列的な中国内部の変化という縦軸と、海外との比較という横軸を交えた論理展開は説得力がある。現代の中国が抱える諸問題についての議論の座標軸を整理する上で適した一冊。(抜粋)

cover

日本では過去、繰り返し繰り返し中国をめぐる議論の高まりがあったが、このところ再び、中国の評価と行方をめぐる議論がきわめて活発に展開されている。「台頭する中国」「大国・中国論」が語られる一方、逆に「中国崩壊論」などもジャーナリズムをにぎわしている。

資本主義世界の市場経済を根底から支えるWTOへの正式加盟は、社会主義体制を前提として改革・開放を実践してきた従来の前提を根本から変える可能性を予感させる。はたして現在の中国は自身の歴史の中で、そしてグローバリゼーションが進展するこの同時代の世界の中で、一体どこに位置しているのであろうか。

本書は、グローバル化時代における中国の国内システムと国際システムとの相互作用に焦点を当て、脱社会主義へのシステム転換を模索する今日の中国を総合的かつ実証的に考察した共同研究の成果である。

●目 次
 序 章システム転換期の中国/国分良成
 第1章中国共産党と所有制改革-市場経済化による社会主義の再定義/高原明生
 第2章中国国防分野におけるシステム転換と対外戦略への影響-軍事・安全保障の観点から/茅原郁生
 第3章市場経済化と中国共産党の組織変容/磯部 靖
 第4章中国型市場経済に関する考察-企業所有の将来像/木崎 翠
 第5章大市場化へ向かう過渡期の中国経済-国際水準へと脱皮する産業と企業/小林 守
 第6章中国のWTO加盟と市場経済化/大橋英夫
 第7章「米中戦略パートナーシップ」に見られる中国の外交姿勢/濱本良一
 第8章中台関係-20世紀末の推移と新世紀の展望/山本 勲

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〈JIIA研究4〉 アジア金融危機の政治経済学
下村恭民・稲田十一 編
2001年9月刊・A5判・並製・180頁・本体価格:2,500円+税
ISBN:4-8193-0300-7

cover1997年7月のタイ・バーツの急落を契機に広がった金融危機によって、東アジア経済は深刻なダメージを受けたが、マクロ経済指標を見る限り、現在の東アジアの状況は急速に改善しており、予想より短期間に危機を克服し成長軌道に復帰したかに見える。しかし、そのようなめざましい成長パフォーマンスの背後で、不良債権や失業などのミクロ経済問題、社会的弱者や貧困層の生活への影響、地域独立運動の激化、国家的統合の弱体化等の政治的変化など、多くの深刻な問題も引き起こし、それらは現在でも依然として進行中であり、影響の最終的な全貌はまだ見えてきていない。本書は、それらの現実に生じている政治社会的変容とそのダイナミクスをできる限り現実に即して実証的に検討することを目的とした共同研究の成果である。

●目 次
第1部 総  論
 第1章回想の東アジア金融危機-何が起きていたのか/下村恭民
 第2章アジア経済危機の政治的側面-論点の整理/稲田十一
第2部 実証研究
 第3章政治体制と経済政策-インドネシア、マレーシア、シンガポールの事例/岩崎育夫
 第4章東アジア金融危機の政治社会的影響/下村恭民
 第5章景気後退の生活水準への影響-インドネシア、マレーシア、タイ/吉野文雄
 第6章世界銀行・IMFの構造調整レジームと日本の政策-ベトナムとインドネシアの事例/稲田十一
 第7章アジア通貨危機と途上国開発行政のあり方-成長と公平の両立は可能か?/辻 一人

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〈JIIA研究3〉 転換期のASEAN 新たな課題への挑戦
山影 進 編
2001年5月刊・A5判・並製・236頁・本体価格:2,500円+税
ISBN:4-8193-0299-X

国際社会からの民主化圧力や通貨危機が示したグローバル化の進行の中で、21世紀に入った今、地域協力の一層の進展を目指すASEANは、多くの新たな困難に直面している。過去、多くの難関を乗り越えてきたASEANだが、その経験の蓄積だけでは現在の課題を解決するのに不充分である。新しい英知で、ASEAN10の指導者は、新しいASEANをつくり出せるだろうか。

本書は、まさしくそのような転換期に立つASEANの現在の姿及び新たな課題を、ASEAN拡大の意味、実情に合わなくなってきた内政不干渉原則、そしてその秩序形成能力や紛争処理能力など、特に政治的役割に焦点を当てて立体的かつ多角的に描こうとしたものである。
巻末には関連年表と関連文書を収録した。

●目 次
序   転換期のASEAN-拡大、深化、新たな課題/山影 進
第1章 インドネシアの危機とASEAN-「改革」の課題と展望/首藤もと子
第2章 マハティールの開発戦略とASEAN-2020年ビジョンを中心に/鳥居 高
第3章 ベトナムにとってのASEAN-伝統的機能への期待/小笠原高雪
第4章 ASEANの基本理念の動揺-内政不干渉原則をめぐる対立と協力/山影 進
第5章 ASEANの域外大国関係-地域秩序へのイニシアチブと限界/高埜 健
第6章 地域紛争とASEANの機能-南シナ海をめぐる協調と対立/佐藤考一
付録Ⅰ 関連年表/付録Ⅱ 関連文書

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〈JIIA研究2〉 現代中東の国家と地方(Ⅰ)
伊能武次・松本 弘 共編
2001年4月刊・A5判・並製・176頁・本体価格:2,500円+税
ISBN:4-8193-0298-1

"All politics is local"という言葉がある。
この言葉を現代中東に関して検証することが、本書の目的である。中東各国には、それぞれに多様な「地方」が存在する。それらは、たとえばエスニック・グループの分布や海岸部と内陸部との間に見られる経済格差や対抗関係、有力政治家やイスラム原理主義勢力の出身地に関わる地理的な偏在などである。

このような「地方」に関わる政治的環境は、国政を規定するもっとも基本的な要因であり、近年の民主化傾向によりその重要度を増している。

本書はこの問題を分析対象とする際、その入り口として「地方行政制度」を選んだ。地方行政制度には、その国の地理や歴史、政治経済などさまざまな要素が織り込まれ、各国において独自な性質を持っている。それゆえ、各国間の制度的比較のための解説を行いつつ、地方行政に関わる特色から、その国の国家と地方に関わる政治状況や特殊性を論じることとした。本書は地方行政のみを扱うものではなく、そこから現代中東政治における「地方」の位置付けを試みるものである(トルコ、イラン、サウジアラビア、シリアなど8カ国の事例は近刊の第Ⅱ分冊に収録予定)。

●目 次
序 文
第1章 現代モロッコの国家体制と地方行政組織/私市正年
第2章 チュニジアの中央地方関係/杉田聖子
第3章 エジプトの地方行政/伊能武次
第4章 スーダン「救国革命」政権の政治制度と地方行政制度/栗田禎子
第5章 ヨルダンの地方行政制度と国家統合/北澤義之
第6章 イエメンの地方行政-行政区域と地方社会の間-/松本 弘

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平成13年度日本規格協会標準化文献賞奨励賞 受賞!
〈JIIA研究1〉 世界標準の形成と戦略 -デジューレ・スタンダードの分析-
渡部福太郎・中北 徹共編
2001年1月刊・A5判・並製・216頁・本体価格:2,500円+税
ISBN:4-8193-0297-3

現在のグローバリゼーションの潮流の中で、低迷する日本経済の再生・成長にとって、世界標準の獲得・形成は今後の競争力形成の大きな鍵を握る。 この世界標準にかかわる産業 別の実証研究・分析がまさしく待望されていた。

本書は、世界標準をめぐる国際競争の現況を踏まえ、世界標準がどのような経済メカニズ ムを通じて形成されるのか。企業戦略はどのような役割を果たし、その企業戦略の成否を左右する政府の経済政策が存在するのか。また、各国政府の経済外交の違いが、デジューレ・ スタンダード(公的基準)形成に大きな違いをもたらすのか、などをテーマに、わが国のハイテク製造業から国内サービス産業まで幅広く取り上げ、3年以上にわたって実証的に分析・ 研究した成果の集大成である。

●目 次
第1部 総  説
第1章 世界標準をめぐる国際競争/渡部福太郎
第2章 産業組織論から見た世界標準の論点整理/中北 徹
第2部 各  論
第3章 時計産業における標準化戦略/浅川史朗
第4章 精密電子機器産業における標準づくり/喜多一行
第5章 自動車産業と世界標準/松島憲之
第6章 IT産業とデファクト・スタンダード/武田博直
第7章 家庭用テレビゲーム機に見るデファクト・スタンダード/山田 肇
第8章 電機・通信・情報産業における標準づくり/山田 肇
第9章 建設産業におけるデジューレ・スタンダード/城 好彦
第10章 金融における世界標準とは/大川康治・中北 徹
参考文献

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