2001年12月 No.501 |
「歴史認識」の問題は歴史教科書や靖国神社公式参拝にみられるように、中国、韓国を中心とした国々から戦後五〇年を経ても常に問いかけられ、時に新たな高まりを見せ、また大きな外交問題に発展しております。
本特集では、この歴史認識の問題の所在と拡がりのメカニズムを明らかにし、日本は「過去の克服」をどのように考えたらよいのかを、同じ問題を抱えているドイツとの比較をも交えて考察いたします。
- 焦点:「歴史問題の国際関係」
- 〈特別座談会〉
- ・過去の克服:日本とドイツ(クリストフ・ベルトラム、ハンス・シュルペンベルグ、五百旗頭眞、小和田恆、小澤俊朗)
- ・抑止としての記憶―国際政治の倫理化とその逆説(藤原帰一)
- ・ドイツにおける「歴史」への対処(佐藤健生)
- ・日本の戦争責任と戦後責任(大沼保昭)
- 〈歴史問題に関する国際共同研究紹介〉
- ・「韓国併合再検討」国際会議について(平野健一郎)
- ・国際共同研究「日中戦争(1931-45)」について(波多野澄雄)
- ・国際問題文献紹介
- ・国際問題月表
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2001年11月 No.500 |
「創刊 500号記念特集」として日本外交の50年を総括しています。
本号から日本外交において重要な役割を果たした政治家、外交官の貴重な証言を聴くインタビューシリーズを新たにスタートしました。記念すべき第1回は宮澤元首相です。
また、特別企画として「米国同時多発テロ」について専門家を招き、日本の課題を含め議論した緊急特別座談会を掲載しました。
- 創刊 500号記念特集
- ・創刊 500号を迎えて(小和田 恆)
- 〔記念論文〕
- ・日本外交50年(五百旗頭 眞)
- ・日本の経済外交50年(田所昌幸)
- 〈日本外交インタビューシリーズ(1)〉
- 宮澤喜一 - 激動の半世紀を生きて
聞き手 五百旗頭 眞
- ・戦後日本外交年表1945年―2001年10月
- 〈緊急特別座談会〉
- 「米国における大規模テロを考える」
(五十嵐武士・横田洋三・佐々江賢一郎・小和田恆・石川薫)
- ・国際問題月表
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2001年10月 No.499 |
- 焦点:冷戦後のアフリカ
- ・アフリカと国際社会――冷戦後の10年(小田 英郎)
- ・西アフリカの地域安全保障――自立的な域内国際関係の模索(落合 雄彦)
- ・グローバル化のなかのアフリカ問題――「人間の安全保障の観点から」
(勝俣 誠)
- ・アフリカにおける「伝統社会と」と近代(遠藤 貢)
- ・アフリカにおける和解の文化――南アフリカの真実和解委員会
(アラン・ラックス)
- ・書評
- ・国際問題月表
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2001年9月 No.498 |
- 焦点:開発協力の諸側面
- ・宗教と開発協力――イスラーム諸国を例として(畑中 美樹)
- ・環境と開発協力(藤倉 良)
- ・政治体制と開発協力――日韓関係を事例として(木宮 正史)
- ・紛争予防と開発協力(高橋 一生)
- ・自立的発展と開発協力――インドを例として(小島 眞)
- 連載講座:地球環境と国際関係[4](最終回)
- ・自然環境と生態系の保護――砂漠化、生物多様性、世界自然遺産
(渡部 茂巳)
- ・国際問題文献紹介
- ・国際問題月表
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2001年8月 No.497 |
- 焦点:グローバリゼーションへの視角
- ・グローバリゼーションの再検討――その論点と現状(古城 佳子)
- ・グローバリゼーションと国民国家の変容――
地球環境領域におけるガバナンスを求めて(山田 高敬)
- ・グロ-バリゼーション:人類の知的枠組みへの挑戦と日本の役割(近藤 誠一)
- ・電子商取引の課税問題とグローバルな租税調和(大野 裕之)
- 連載講座:地球環境と国際関係[3]
- ・大気汚染に関する国際的取り組み――
酸性雨、オゾン層破壊、地球温暖化(岩間 徹)
- ・国際問題文献紹介
- ・書評
- ・国際問題月表
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2001年7月 No.496 |
- 焦点:旧ユーゴスラヴィアの10年
- ・旧ユーゴスラヴィア終焉の諸相――連邦・民族・国際社会(定形 衛)
- ・「ユーゴスラヴィア」の民族間関係――政治的リーダーシップと民族主義
(月村 太郎)
- ・中東欧とユーゴスラヴィア――民族・国家・地域(羽場 久子)
- ・バルカンの地域紛争と欧州安全保障組織の変容――NATO、EUを中心に
(植田 隆子)
- ・国連とユーゴスラヴィア(神余 隆博)
- 連載講座:地球環境と国際関係[2]
- ・海洋環境の保護――海洋汚染、生物資源保護、海底資源開発(長谷 敏夫)
- ・国際問題文献紹介
- ・書評
- ・国際問題月表
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2001年6月 No.495 |
- 焦点:IT革命と国際社会
- ・IT革命の文明論的意味(公文 俊平)
- ・ディジタル・エコノミー:米国と日本(室田 泰弘)
- ・途上国における情報通信技術の進展と日本の国際協力(廣野 良吉)
- ・IT革命と軍事革命(RMA)(加藤 朗)
- 連載講座:地球環境と国際関係[1]
- ・地球環境問題に関する国際的取り組み―ストックホルム、リオ、そしてその後
(高坂 節三)
- ・国際問題文献紹介
- ・国際問題月表
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2001年5月 No.494 |
- 焦点:リージョナリズムの行方
- ・アジア太平洋の地域主義と日本の戦略(山澤 逸平)
- ・「東アジア」地域主義の可能性――
ASEAN+3(日中韓)の経緯と展望(菊池 努)
- ・アジア太平洋地域安全保障の展開――
ARFとCSCAPを中心として(星野 俊也)
- ・ EUの地域主義外交とアジア――ASEMプロセスを中心に(田中 俊郎)
- ・米州とリージョナリズム――NAFTAとメルコスル(細野 昭雄)
- ・冷戦後の国際社会における強調と対立――国際会議の現場から(金森 俊樹)
- ・国際問題月表
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2001年4月 No.493 |
- 焦点:「人道的介入」の争点
- ・「人道的干渉」の法理――文際的視点からみた「人道的干渉」(大沼 保昭)
- ・「人道的介入」と国際政治の理論――良心と正義に基づく人類益を目指して
(東郷 育子)
- ・NATOによるユーゴ空爆と国際法(松井 芳郎)
- ・ソマリアに対する人道的介入の合法性と実効性(滝澤 美佐子)
- ・人道的介入論と東ティモール(山田 哲也)
- ・国際問題文献紹介
- ・国際問題月表
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2001年3月 No.492 |
- 焦点:21世紀を迎えた中国
- ・中国における″制度化された市場経済″構築の可能性(石原 亭一)
- ・中国における政治変動の条件と展望(白 智立)
- ・21世紀を迎えての中国外交-回顧と展望(太田 勝供)
- ・中国の軍事戦略の方向性(浅野 亮)
- ・中国における世論形成と対日世論構造(辻 康吾)
- ・国際問題文献紹介
- ・国際問題月表
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2001年2月 No.491 |
- 焦点:ブッシュ政権とアメリカ
- ・2000年米大統領選挙と連邦議会選挙の分析(久保 文明)
- ・米本土ミサイル防衛の現状と展望(梅本 哲也)
- ・日米同盟の展望-米国の眼(神谷 万丈)
- ・アメリカ経済の繁栄と世界経済(林 敏彦)
- ・共和党多数議会と「新しい権力構造」の創出-アメリカ政治の新しい直面
(吉原 欽一)
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2001年1月 No.490 |
- 焦点:世紀転換期の日本外交-冷戦後10年の変動を超えて
- ・<座談会>新世紀を迎える日本外交
(榊原 英資・竹内 行夫・田中 明彦・五百旗頭 真)
- ・日米同盟の50年の軌跡と21世紀への展望(渡邉 昭夫)
- ・冷戦終結後の日中関係-「72年体制」の終焉(国分 良成)
- ・日本の対ASEAN政策の変容-福田ドクトリンを超えて新たな連携へ(山影 進)
- ・国際問題文献紹介
- ・国際問題月表
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