本年も、中国の動向が注目されます。本号では、特に外交面に焦点をあて中国を分析します。まず、江沢民体制から胡錦濤体本年も、中国の動向が注目されます。本号では、特に外交面に焦点をあて中国を分析します。
まず、江沢民体制から胡錦濤体制に移行してから何が変化したかを論じます。また米中関係を中心とした9.11以後の中国の安全保障政策の変遷、対日観と対日政策でどのような議論がなされているか、その特徴を明らかにします。
六者協議に見られるような外交面での中国のイニシアティブは今後どう推移するか、本号では特に東南アジア外交について考察します。
- 焦点:「変容する中国外交」
- ・今日の中国の権力構造
(小島朋之・慶應義塾大学教授)
- ・中国の多角外交
(高原明生・立教大学教授)
- ・9.11後の米中台関係
(伊藤剛・明治大学助教授)
- ・二つの空間で形成される中国の対日世論
(青山瑠妙・早稲田大学助教授)
- ・プーチン政権第二期の課題と展望
(笠井達彦 当研究所研究調整部長)
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